全日本学生選手権自転車競技大会
第52回日本学生選手権自転車競技大会トラックレース
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日時
平成23年5月14〜15日(土-日):大会は終了しました。
会場
トラック競技:静岡県修善寺CSC250mバンク(雨天:南400m)
大会レポート
第52回日本学生選手権自転車競技大会トラックレースが2011年5月14〜15日、静岡県修善寺サイクルスポーツセンターの250mトラックで開催されました。2日間とも、天候も良く、気温も良いコンディションの中で多くの選手たちが素晴らしい走りを魅せてくれました。学生の大会であまり使用されない250mトラックは最大傾斜は40°以上もあり、レースも早い展開で進むので観客席からは歓声がいつも以上に聞こえ、選手たちも素晴らしい経験になったと思います。
大会初日は予選種目が行われ、男子スプリントでは昨年優勝の新納(鹿屋体大)、昨年2位の橋本(日大)が順当に勝ち上がりました。女子スプリントでは、この種目2連覇中の前田(鹿屋体大)や前週に行われた修善寺カップ好成績を残した近藤(鹿屋体大)が勝ち上がりました。
その他、インディヴィデュアルパーシュートでは、窪木(日大)と佐々木(早大)が1−2位決定戦に進出、昨年のアジア選手権でナショナルチームとして活躍した選手がレベルの高い走りを魅せました。
初日の唯一の決勝種目である男子ポイントレースでは、序盤から逃げ集団が形成され、周回を追うごとに多くの選手が逃げを決めようと動きのある展開の中で昨年この種目で3位入賞を果たした元砂(鹿屋体大)が着実に1着ポイント5点を4回獲得し、合計31Pを獲得、昨年優勝の2位入部(早大)に11Pの差をつけて優勝となりました。
2日目は昨日の男子ポイントレースの表彰式の後に、男子1kmTTより競技が始まりました。昨年、1年生ながら3位入賞の池野(中大)は1分9秒744で3位、優勝は一人、8秒台を出した加藤(順大)で1分8秒477でした。順天堂大学は昨年もこの種目で優勝を飾っております。女子500mTTはこの種目2連覇中の前田(鹿屋)が2位の野村(北陸大)に5秒も差を付けるタイムで優勝、3連覇となりました。
現在、大学生のみ行っている種目である男子タンデムスプリントでは昨日行われた予選では1位と3位に順天堂大が入り行われた準決勝で、同大学から2チームが決勝進出、破れた日大、中大が3−4位決定戦に望みました。優勝は飯塚、石田(ともに順大)の4年生ペアが優勝。1年生ながら3年生の木村と一緒に戦った村上(順大)のペアにも大きな拍手が送られていました。
男子ケイリン決勝では昨年優勝の野口(中大)が1着でゴールしましたが違反行為があり、累積警告2回目となり失格になりました。優勝は次いでフィニッシュした今井(早大)という結果になりました。
男子スクラッチ決勝では、終盤まで大きな逃げが決まらないまま終了直前に飛び出した渡辺(立教大)が見事、優勝しました。男子マディソンではレース中盤で早稲田、鹿屋、中京の3チーム以外のチームはDNFとなり3チームの戦いへ。終盤までリードしていた早稲田の佐々木が落車のアクシデントに見舞われました。ペアの三浦が必死で食らいつく中、痛みに耐えながら佐々木はレースに復帰し、完走し会場からは大きな拍手と声援が早稲田のペアに送られました。優勝は終盤の中京大の追撃を振り切った高宮、元砂ペア(鹿屋体大)でした。
男子4kmインディヴィデュアルパーシュート決勝は、序盤大きくリードした佐々木(早大)が優勝かと思われましたが、後半にかけて少しずつペースを上げた窪木が残り2周でほぼ同着まで追いつき、最後は2名とも気力をふりしぼりながらゴール。優勝は窪木(日大)。佐々木(早大)も素晴らしい走りを魅せましたが昨年に続く連覇はなりませんでした。女子3kmインディヴィデュアルパーシュートは、なんと1位から3位の表彰台を日本体育大学が独占しました。優勝は田中(日体大)4分6秒146と2位の小島(日体大)に4秒近い差を付けての優勝となりました。
男女とも最終種目となったスプリント決勝では昨年と同じ対戦カードとなりました。男子スプリント決勝は新納(鹿屋体大)対橋本(日大)はお互い1本ずつ取り合い迎えた3本目、先に仕掛けた新納をゴール直前で刺した橋本が先着。昨年1年生ながら2位に入った橋本が雪辱を果たし優勝となりました。女子スプリントでは前田が同大学の先輩である近藤から2本先取で見事3連覇となりました。
今大会は慣れない250mバンクでのレースとのこともあり落車も多く発生しました。しかしながら、このような競技場でレースは大きな経験となります。今年度には修善寺CSCに室内250mトラックのベロドローム完成が目前となっております。素晴らしい環境で素晴らしい走りができるように、また今度の今シーズンの大会での活躍のため、今後も各選手に安全な練習を積んでいただきたいと思います。
そして今大会はユニバーシアードの選考競技会でしたので、閉会式で一部の選手発表がありました。
発表内容は後日、事務局ブログにて発表させていただきます。
文:月川拓(日本学生自転車競技連盟)
周辺地図
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